2021年10月19日火曜日

ウルトラ怪獣絵巻展・銀座らん月・文具の伊東屋











10/19(火) 朝の最低気温+3℃ 最高気温+12℃ 天気曇り一時雨


10月下旬、ほぼ平年並みの気温でした。


ウルトラマン生誕55周年を記念し、銀座5丁目の銀座ギャラリーで「ウルトラ怪獣もののけ絵巻展」が10/15~11/14開催されています。この絵巻は、もののけイラストレーター谷村紀明氏がウルトラマンに出ていた怪獣を出演順にその時の話に基づき、もののけ風にアレンジして、現代の鳥獣戯画のように和紙に描いたものです。絵具も縄文土器の粉を使ったりとかなり手の込んだ作品になっています。

この和紙はちょっと特殊な真菰(まこも)和紙で、上田大学の古田睦美教授が研究し、長和町の立岩和紙の里が共同開発、ペンシオーネの息子八木國裕が漉いて製作しました。昨年から谷村氏も交え、真菰の配合割合や厚さなどで協議を重ね、今年6月、幅60㎝長さ16mの巻紙を完成させました。

今回、この作品が展示されているので、家族で見学に行ってきました。谷村氏もギャラリーにいらして、本来スペースの関係から1週間に1/4づつ展示する絵巻を、床に全部広げてくださり、全体を見ることが出来ました。

また、使われた真菰和紙が1枚5000円で受注販売されたり、谷村氏からは宇宙をイメージした黒曜石を練り込んだ和紙の製作が提案されたりと國裕君には、今後の仕事の道筋が見えた充実した日になりました。

余談ですが、生まれ育ちが銀座に近い八丁堀のオーナー夫人仁美さんは子供の頃に父親になんども連れてこられながら、お肉が食べられなかったので、いつもエビフライばかり食べていた老舗の「銀座 らん月」がギャラリーの近くだったので、60年来のリベンジだとすき焼きを食べに行ってきました。國裕君はさらに近くの「文具の銀座伊東屋」へ念願の万年筆を買いに行くなど、コロナが一段落して良かったと思える1日になりました。

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